縄文時代には、実用品でなく、精神性にかかわるもの、「第二の道具」とよばれる土偶や石棒などがつくられていました。特に火炎土器の時代には、特徴的な河童形土偶や彫刻を施した大形石棒が登場します。
本展示では、新潟県内の縄文中期の資料を中心に、後・晩期の資料も交えながら、縄文人の儀礼や心の造形をさぐってみます。
開催時期
令和5年9月23日 (土)~11月5日 (日)
午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
【休館日】毎週月曜日 (祝休日の場合は翌日)
主な展示資料の出土遺跡と遺跡所在地
前田遺跡・高平遺跡・樋渡遺跡・春木山遺跡・アチヤ平遺跡 (村上市)、二軒茶屋遺跡・分谷内A遺跡 (胎内市)、村尻遺跡・中野遺跡 (新発田市)、ツベタ遺跡・萩野遺跡 (阿賀野市)、キンカ杉遺跡 (阿賀町)、大沢遺跡・上ン原遺跡 (新潟市)、長野遺跡・京野原遺跡 (三条市)、正安寺遺跡・碇沢遺跡 (魚沼市)、珠川A遺跡・ぼんのう遺跡・伯父ヶ窪B遺跡・幅上遺跡・大井久保遺跡 (十日町市)、上野遺跡・沖ノ原遺跡・道尻手遺跡・芋川原遺跡・堂尻遺跡・屋敷の平遺跡・堂平遺跡 (津南町)、和泉A遺跡・長峰遺跡・籠峰遺跡 (上越市)、長者ヶ原遺跡・寺地遺跡・六反田南遺跡 (糸魚川市)ほか。
会場
長岡市馬高縄文館 企画展示コーナー(常設展示室内)
観覧料
常設展示観覧料のみ(一般200円、高校生以下無料、20名以上の団体150円)