馬高縄文館の石器づくりのイベントが、7月20日に開催されました!
このイベントでは考古学専門家の磯部保衛さんを講師に迎えて、黒曜石の矢じりづくりと滑石のまが玉づくりを行いました。
どちらの体験も作成に入る前に展示室で実物をじっくり観察、これからつくる石器のイメージを膨らませます。
午前中の矢じりづくりでは、磯部先生より大きな黒曜石のかたまりから破片をはがす工程の詳しい説明をうけ、またシカの角で石を押しはがしながら、矢じりをつくる作業を実演していただきました。
金属のなかった縄文時代では、シカの角などをつかって矢じりをつくっていたと考えられていますが、今回のイベントではつくりやすいように釘を使用しています。慣れてきてから、角に挑戦した方もおられました。
午後回のまが玉づくりでは、爪よりもやわらかい「滑石」という石をつかいました。
まが玉づくりは紙やすりを使用し目標の形に削っていく作業になるので、矢じりづくりよりも思い通りの形に近づけやすいです。
滑石のまが玉づくりは、8月14日のワークショップでも実施予定なので、興味のある方はぜひご参加ください(*^-^*)