常設展示
長岡のすがた 〜 長岡の自然と暮らし
長岡市の山間部・平野部・海岸部の3つの景観を取り上げ、そこにくらす生きものと人の営みを紹介しています。展示室の中央の地形模型でそれぞれの景観を見ることができます。
東側の山間地・丘陵地は海抜1,432mの守門岳(大岳)と、海抜765mの鋸山を主峰とする東山丘陵から成ります。ここにはブナ林が残されており、多種の生きものを見ることができます。
信濃川とその周囲に広がる平野には、耕作地と市街地が広がっています。現在、信濃川は堤防で仕切られていますが、堤防ができる以前には、市街地にも河川敷と同じような光景が広がり、時には洪水で水浸しになり、そこに河辺の生きものが見られたと考えられます。
長岡市の海岸線には砂浜だけでなく断崖状の地形も見られます。海辺に限って見られる生きものたちは、海からの影響を受けてくらしています。
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長岡のおいたち 〜 長岡の自然史
長岡の地表に分布する最古の地層から沖積層まで、約1,400万年間に形成された地層と、その中に含まれる化石を紹介しています。特に「白岩層産ヒドロダマリス属海牛化石(妙見標本)」について全長7mの海牛復元模型の他、多くの資料を展示・解説しています。
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長岡のおいたち 〜 長岡の歴史
長岡市内で発掘された土器・石器・陶磁器類・木製品などを展示しています。
また、「米百俵の精神」の背景となる教育環境を紹介しています。
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重要文化財・受贈資料
博物館が所蔵する国指定重要有形民俗文化財「東北日本の積雪期用具」国指定重要文化財「室谷洞窟遺跡出土品」などを展示しています。長年の活動の中で博物館が受贈したさまざまな資料も展示しています。
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